ゆきこの観た聴いた空気を吸った個人的記録日記

ライブとか舞台とかに行った個人的記録

4/17夜 ゴヤ

2回目。
前回見た段階で既によくこなれているなと思って、そういう意味ではあったまった感はない。
最初から完成度が高いということで肯定的な意味。
(荒かった舞台が日程が進むにつれまとまっていく感じは複数回観劇する醍醐味でもあるんだけどね)
向こう様の変化というより、こちら側が2回目で冷静に見られたからの感想って感じ。
前回は一階席上手前方だったが、2回目は一階席センターブロック上手よりの、真ん中よりは後方列。
舞台全体を見やすくなった一方、ウワッ今井さん美人!今井さんかわいい!今井さんが感情的にキてる!今井さん足のラインがかわいい!今井さんケツが美しい!という迫力は前回の方がだなぁ。
改めて見ると、今井さんの出番、実は意外と少ないんだなと思った。
前回はそこにいるという事実だけで興奮してるからな。
主役としてゴヤを据えているが、中心になって話が展開していくタイプの主役ではなく、どちらかと言えば時代の一人物代表みたいな立場。
これは今井さんの個性だろうなと思った。
我が強かろうが、まともな人なんだよね。
天才画家だろうと、奇人変人型破り破天荒、みたいなタイプにはならない。

今井さんのフラメンコはちょっとだけど、フラメンコを主役とする作品ではないからこそのフラメンコって感じで良いと思う。
鬱屈、怒り、苛立ち等の表現として敢えて荒く打たれるサパテアード。
ガンッと空気を凍らせる1音目、いい。